人には見えないものが、犬には見えているっぽい?という話

犬や猫が何も無い空間を「じ〜〜」っと見つめているという話をよく耳にします。犬にいたっては見るだけではなく、「空間に向かって吠えちゃってるんですヨ〜」なんてことも。
犬や猫、魚や鳥には、人間には見えない紫外線が見えているそうですが、紫外線に吠えるってこともあるのかしら?


山道に現れたっぽい、??のオバケ

「それ」が紫外線だったとは到底思えない、私が経験した不思議な出来事をご紹介します。今から十数年前、ラボという名前の先代の柴ワンコを連れて、とある渓流沿いの遊歩道を夫と私とでお散歩していた時のこと。
幅3〜4mほどの道は、左側が7〜8mくらい下に川が流れている崖+柵、右側は植林された山を削り、多分表面がコンクリートのようなもので覆われていたと思います。別段見通しが悪いということはない道でした。


久々に自然を満喫し、道の匂いをクンクン嗅ぎながら上機嫌で私達の先頭を歩いていたラボ。
フッと顔を上げ前方を見た次の瞬間「ギャ〜!」と飛び上がるほど何かに驚き、夫の足にピョンピョン跳ねながらしがみつき、抱っこの要求をしたんです!!タカビー系の柴なので、いつもは抱っこされる時も渋々なのに。


もちろん、前方には誰もいない道が続いているだけで、私たちには何も見えませんし、物音も聞こえません。怯えるラボを夫が抱き上げ、私の前を歩き出しました。
そして道の「そこ」のあたりを通り過ぎる時、ナント、ラボが首を回しながら「そこ」の空間をずっと目で追うように振り返って見ていたんです〜!
エエ〜ッ!! ナニ見テンノ〜?? 


この話を当時仕事でお世話になっていた方に報告したところ、「それ、熊のオバケだったんだと思うヨ。人間の幽霊だったら、犬はそこまで怖がらないよね。」と言われ、「あー、ハイ、ハイ」と妙に納得したのを覚えています。


晩年のラボ。こんな感じで「そこ」を過ぎても振り返って見ていました。



「ねェ、ちょっと、あそこ見てよ」と困り顔で訴えにくる犬

ラボはこのほかにも、シーズンオフの山の観光地にある近い小さな旅館に泊まった時、夜中ふっと目を覚ました私の枕元にお座りをし、暗い部屋の空間に向かって「プッ、プッ、プッ…」と威嚇していたということがありました。宿泊客は私達しかいませんし、念のため外も見てみましたが誰もいませんでした。
その後また眠りについたものの再度目が覚め、するとまたもや私の枕元には、お座りして部屋の暗闇に向かって「プッ、プッ、プッ…」と不気味に威嚇しているラボがいたのです。
熊のオバケが旅館に入ってくることはなさそうなので、元人間だったのかも?しれませんね。もしそうだったら、前述の知人男性が言った通り、確かにラボは怖がってはいませんでした。


それと、我が家は氏神様の神棚をお祀りしているのですが、ラボが神棚の前にチョコンとお座りをして、神様をずっと見上げているのを度々見かけました。虫やネズミはいませんし、美味しそうなお供えもないのに。神様とテレパシーでお話しをしていたのかしら?


そして現在我が家にいるワンコのお話。道で会う子供達からは「あ〜っ、おっきなワンワン」というように、形容詞「おっきな」がもれなく付いてくる20kg超えの、どこかとぼけたところのある和犬雑種(オス)・タイちゃんを連れて旅した時のとある宿泊施設での出来事。


そこはおっきなワンワンと過ごしても息が詰まらない・いくつかお部屋があってのびのびできる広さで( 8畳一間程のひなびた古い旅館も趣があってとても好みなのですが、のそのそ歩き回るおっきなワンワンとずっと一緒にいると結構キビシイのです) 建物の回りも広いお庭と山に囲まれてタイちゃんもとても喜んでいました。


夜になって「さぁ、そろそろ寝ようかな?」と畳に敷いた布団に「よっこらしょっ」と腰を下ろした時のことです。
タイちゃんがのそのそと私の正面にやってきて、自分の顔を私の顔に突き合わせ、目をジ〜ッと見つめた後、斜め後方を振り返り、鼻先を部屋の隅の一箇所方向に向けて「ねぇ、あそこ、あそこを見てよ」と言わんばかりに鼻先を「ホラッ、ホラッ」って動かしながら指し示すんです。
私の目をじっと見つめては鼻指し、目を見つめては鼻指し…を何回も繰り返す、「ねぇ、いいの?」「どうする?」「平気なの?」って、めっちゃ困った顏をしながら…
以前タイちゃんが犬のしつけ教室に通っていた際に、鼻でタッチ&鼻で指し示すことで自分の意思を人間に伝える---ということを教えてもらっていたので、タイちゃんが何かを伝えたがっているんだな---ということはわかりました。


ですが、もちろん私には何も見えませんし、何か変わったことや悪寒など嫌な感じもなかったので「タイちゃんも早く自分のベッドで寝てね」と一生懸命に説得していたところ、先に布団に入っていた夫が横から「タイちゃんさぁ、さっき僕のところにも来て同じことをしたんだよー。もしかして誰かいるのかなぁ?」って言ったのにはちょっと驚きました。タイちゃん、怖いというより、よっぽど何かが嫌だったのかなぁ。
1時間くらいウロウロ室内を歩き回っていましたが、その後自分のカドラーで無事就寝してくれました。その宿泊施設には2泊したのですが、翌日は何事もなく、タイちゃんもすぐに眠りにつきました。


私が推測するに

きっといるのでしょう。オバケ(幽霊)というと人間の姿を想像してしまいがちですが、動物や鳥、魚、虫のオバケだってきっといるように思います。
そう考えると、室内で空中を一生懸命見ている—そんな時は、ホバリングしている虫のオバケを見ているのかもしれませんね。


ラボのオバケに会いたいなぁとずっと思ってきましたが、お別れしてから10年も経つのに、まだ一度もその姿を現してくれていません。
ですが、私には見えていないだけで、きっとタイちゃんは時々現れるラボとごくごく普通に会話をし、当たり前のように一緒に過ごしているのでしょう。


ラボのお下がりのベッドでスヤスヤと寝ているタイちゃんの姿を見ていると、そこに寄り添って寝ているラボの姿がきっとあるんだろうな、そうであったらいいのになぁって思います。
そういう気持ちが自然に湧いてくること、それこそが、ラボと共に生きているという証なのだと思います。


鼻で指し示すことを教えてくれた教室にて:
すぐに飽きてゴロンしちゃうタイちゃんに「始まってまだ10分も経ってないヨ〜笑」って、優しい先生だったなぁ(「ねぇねぇ、オヤツあげるからもうちょっとだけ頑張ろうよ〜」と、リードをクイクイしているのは私です)。


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